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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。
![本日の「株価指数」早わかり通信](img/infodistribution_hayawakari2.png)
2024年2月9日(金)の市況
1.「日経225」
先週末9日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,897.42(前日比 +34.14)円となった。
日経平均株価は続伸。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、一時約34年ぶりに3万7000円台を付けた。もっとも、一巡後は利食い売りが優勢となり、上げ幅を縮めた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5700億円。
夜間(くりっく株365)は15時台にこの日の最安値となる36,882円をつけるも、徐々に値を戻し37,167円で取引を終えた。
日経平均株価は続伸。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、一時約34年ぶりに3万7000円台を付けた。もっとも、一巡後は利食い売りが優勢となり、上げ幅を縮めた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5700億円。
夜間(くりっく株365)は15時台にこの日の最安値となる36,882円をつけるも、徐々に値を戻し37,167円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 36,897.42 |
前日比 | +34.14 |
騰落率(%) | +0.09% |
売買代金 | 5兆5700億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末9日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,671.69(前日比 -54.64)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。FRBによる早期利下げ観測が後退する中、米長期金利の上昇で株式の相対的な割高感を意識した売りが出た。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。 一方、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は過去最高値を更新した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、2021年11月以来2年3カ月ぶりの高値で取引を終えた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。FRBによる早期利下げ観測が後退する中、米長期金利の上昇で株式の相対的な割高感を意識した売りが出た。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。 一方、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は過去最高値を更新した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、2021年11月以来2年3カ月ぶりの高値で取引を終えた。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 38,671.69 |
前日比 | -54.64 |
騰落率(%) | -0.14% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 17,962.40 |
前日比 | +179.23 |
騰落率(%) | +1.01% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末9日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,572.58(前日比 -22.90)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日続落。前日の米国株相場の上昇を受けて買いが先行したものの、終盤失速した。週末を控えたポジション調整目的の売りなどが出た。
ロンドン株式相場は3日続落。前日の米国株相場の上昇を受けて買いが先行したものの、終盤失速した。週末を控えたポジション調整目的の売りなどが出た。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 7,572.58 |
前日比 | -22.90 |
騰落率(%) | -0.30% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末9日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で16,926.50(前日比 -37.33)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反落。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いたが、終盤失速した。欧州中央銀行(ECB)による早期利下げ観測の後退とともに欧州債利回りがじりじりと水準を切り上げたことが投資家心理の重荷。
フランクフルト株式相場は反落。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いたが、終盤失速した。欧州中央銀行(ECB)による早期利下げ観測の後退とともに欧州債利回りがじりじりと水準を切り上げたことが投資家心理の重荷。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 16,926.50 |
前日比 | -37.33 |
騰落率(%) | -0.22% |
5.「COMEX 金」
先週末9日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2038.7ドル(前日比 -9.2)となった。
金先物相場は続落。米長期金利の指標である10年債利回りが4.19%台まで上昇し、金利を生まない金に売り圧力が強まった。金の消費大国である中国でデフレ懸念が強まっていることも金相場の上値を重くしているとの声も聞かれている。
金先物相場は続落。米長期金利の指標である10年債利回りが4.19%台まで上昇し、金利を生まない金に売り圧力が強まった。金の消費大国である中国でデフレ懸念が強まっていることも金相場の上値を重くしているとの声も聞かれている。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2038.7 |
前日比 | -9.2 |
騰落率(%) | -0.45% |
6.「NYMEX 原油」
先週末9日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている3月限の終値が76.84ドル(前日比 +0.62)となった。
原油先物相場は5日続伸。中東情勢への警戒感で買いが継続した。イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘休止交渉が停滞する中、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ最南端の都市ラファを攻撃するなど緊張感が高まっている。中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給不安への懸念が原油の上昇につながっている。
原油先物相場は5日続伸。中東情勢への警戒感で買いが継続した。イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘休止交渉が停滞する中、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ最南端の都市ラファを攻撃するなど緊張感が高まっている。中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給不安への懸念が原油の上昇につながっている。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 76.84 |
前日比 | +0.62 |
騰落率(%) | +0.81% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 建国記念の日の振替休日で休場
▼ 海外
- 18:45 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
- 23:20 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
- 13日00:50 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 13日02:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
- 13日03:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
- 13日03:00 ベイリー英中銀(BOE)総裁、講演
- 13日04:00 1月米月次財政収支
- 香港、シンガポール、韓国、中国(旧正月)、ブラジル(カーニバル)、休場
更新 : 2024年2月12日(月)
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