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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年11月14日(金)の市況

1.「日経225」

先週末14日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で50,376.53(前日比 -905.30)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反落。昨日の米国株式市場でハイテク株安が進み、この日の国内市場でも値がさの半導体関連株などが売りに押された。前日までの上昇で史上最高値に迫っていたことから利益確定や持ち高調整目的の売りも進み、指数は1000円を超える下げとなる場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆6800億円。
夜間（くりっく株365）は軟調な推移となり、21時台にこの日の最安値49,818円をつける。その後23時より下げ分をほぼ打ち消すように上昇。50,559円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	50,376.53
前日比	-905.30
騰落率（％）	-1.77%
売買代金	6兆6800億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

先週末14日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で47,147.48(前日比 -309.74)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。FRBによる追加利下げ観測が後退する中、この日も売りが先行し、寄り付き直後には590ドル超下落した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ハイテク株が上昇に転じたことなどが相場を下支えした。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに小反発。市場では「このところ下落が続いていただけに買い直す動きが見られた」との指摘があった。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	47,147.48
前日比	-309.74
騰落率（％）	-0.65%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	25,008.24
前日比	+14.78
騰落率（％）	+0.06%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

先週末14日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で9,698.37(前日比 -109.31)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続落。前日の米株安や本日のアジア株安を受けて、英株にも売りが波及した。英フィナンシャル・タイムズ（FT）の報道をきっかけに英財政不安が再び強まったことも投資家心理を冷やした。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	9,698.37
前日比	-109.31
騰落率（％）	-1.11%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

先週末14日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,876.55(前日比 -165.07)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。前日の米国株相場や本日のアジア株相場の下落を受けて投資家心理が悪化すると、独株にも売りが出た。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,876.55
前日比	-165.07
騰落率（％）	-0.69%

5.「COMEX 金」

先週末14日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が4,094.2(前日比 -100.3)ポイントとなった。
金先物相場は大幅続落。複数のFRB高官の発言を受けて、米12月利下げ観測が後退。米長期金利の上昇が重しとなり、利子を生まない金の投資妙味が低下すると売りが優勢となった。