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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年11月20日(木)の市況

1.「日経225」

20日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で49,823.94(前日比 +1,286.24)円となった。
日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発。米半導体大手エヌビディアの決算が予想を上回る結果となったことを受け、人工知能（AI）関連銘柄に買いが集まった。外国為替市場で円安・ドル高が進行していることも輸出関連株の支えとなり、指数は一時2000円超上昇。もっとも、5万円台では利益確定売りに押される場面が目立ったほか、今夜発表の9月米雇用統計を控えた持ち高調整売りも上値を抑制した。
東証プライムの売買代金は概算で6兆7500億円。
夜間（くりっく株365）は小幅に推移していたが午前1時台に急落。取引終了時刻である午前5時台にこの日の最安値48,550円をつけ、48,587円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	49,823.94
前日比	+1,286.24
騰落率（％）	+2.65%
売買代金	6兆7500億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

20日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で45,752.26(前日比 -386.51)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米半導体大手エヌビディアが19日公表した四半期決算が好調だったことを受けて投資家心理が改善すると、大幅に続伸して始まり一時710ドル超上昇した。ただ、エヌビディアが下げに転じると相場全体に売りが広がり、指数はマイナス圏に沈んだ。市場では「ビットコインが急落し、投資家心理を冷やした」との声も聞かれ、一時400ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	45,752.26
前日比	-386.51
騰落率（％）	-0.84%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	24,054.38
前日比	-586.14
騰落率（％）	-2.38%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

20日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で9,527.65(前日比 +20.24)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は6日ぶりに反発。米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて投資家心理が改善すると、時間外の米株価指数先物が上昇。英株にも買いが波及した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	9,527.65
前日比	+20.24
騰落率（％）	+0.21%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

20日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,278.85(前日比 +115.93)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は6日ぶりに反発。米半導体大手エヌビディアが19日公表した四半期決算が好調だったことが分かると、投資家心理が改善。独株にも買いが入った。市場では「人工知能（AI）関連投資の急拡大が崩壊に向かっているという懸念を和らげた」との声が聞かれた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,278.85
前日比	+115.93
騰落率（％）	+0.50%

5.「COMEX 金」

20日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が4,060.0(前日比 -22.8)ポイントとなった。
金先物相場は反落。9月の米雇用統計の結果もまちまちだったことで、前日終値前後で方向感のない動きが続いた。ただ、12月の米連邦公開市場委員（FOMC）での利下げ予測が後退していることで、金利のつかない金先物は売りが優勢になり反落した。引けにかけては米株安を嫌気し、安全資産とされる金先物が買われ下げ幅をやや取り戻している。

COMEX 金
前日終値	4,060.0
前日比	-22.8
騰落率（％）	-0.56%

6.「NYMEX 原油」

20日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている12月限の終値が59.14(前日比 -0.30)ポイントとなった。
原油先物相場は続落。昨日引け後に発表されたエヌビディアの好決算を受けて米株が大幅続伸して始まると、リスク選好の動きとなり原油先物も反発した。しかし、米株が一転マイナス圏に沈むと原油先物も売りに転じ、一時59ドルを割り込んだ。