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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。
2025年11月21日(金)の市況
1.「日経225」
先週末21日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で48,625.88(前日比 -1,198.06)円となった。
日経平均株価は大幅反落。前日の米ハイテク株安を受けて、この日の東京市場でも人工知能(AI)関連株や半導体関連株が売りに押された。他のアジア株式相場が軒並み安となったことも投資家心理を冷やし、指数は一時1300円超える下げとなった。
東証プライムの売買代金は概算で8兆9500億円。
夜間(くりっく株365)はNY株式市場の堅調さとは対照的に上値の重たい値動きとなり、48,917円で取引を終えた。
日経平均株価は大幅反落。前日の米ハイテク株安を受けて、この日の東京市場でも人工知能(AI)関連株や半導体関連株が売りに押された。他のアジア株式相場が軒並み安となったことも投資家心理を冷やし、指数は一時1300円超える下げとなった。
東証プライムの売買代金は概算で8兆9500億円。
夜間(くりっく株365)はNY株式市場の堅調さとは対照的に上値の重たい値動きとなり、48,917円で取引を終えた。
| 東証プライム(9時~15時30分) | |
|---|---|
| 前日終値 | 48,625.88 |
| 前日比 | -1,198.06 |
| 騰落率(%) | -2.40% |
| 売買代金 | 8兆9500億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末21日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で46,245.41(前日比 +493.15)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「FRBはインフレ目標にリスクを与えることなく、短期的に利下げが可能」との見解を示すと、米利下げ観測が高まり株買いが広がった。指数は一時820ドル超上昇したものの、引けにかけては伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「FRBはインフレ目標にリスクを与えることなく、短期的に利下げが可能」との見解を示すと、米利下げ観測が高まり株買いが広がった。指数は一時820ドル超上昇したものの、引けにかけては伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
| NYダウ(アメリカ) | |
|---|---|
| 前日終値 | 46,245.41 |
| 前日比 | +493.15 |
| 騰落率(%) | +1.08% |
| NASDAQ-100(アメリカ) | |
|---|---|
| 前日終値 | 24,239.57 |
| 前日比 | +185.19 |
| 騰落率(%) | +0.77% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末21日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で9,539.71(前日比 +12.06)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は6日ぶりに反発。米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて投資家心理が改善すると、時間外の米株価指数先物が上昇。英株にも買いが波及した。
ロンドン株式相場は6日ぶりに反発。米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて投資家心理が改善すると、時間外の米株価指数先物が上昇。英株にも買いが波及した。
| FTSE(R)100(イギリス) | |
|---|---|
| 前日終値 | 9,539.71 |
| 前日比 | +12.06 |
| 騰落率(%) | +0.13% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末21日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,091.87(前日比 -186.98)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は6日ぶりに反発。米半導体大手エヌビディアが19日公表した四半期決算が好調だったことが分かると、投資家心理が改善。独株にも買いが入った。市場では「人工知能(AI)関連投資の急拡大が崩壊に向かっているという懸念を和らげた」との声が聞かれた。
フランクフルト株式相場は6日ぶりに反発。米半導体大手エヌビディアが19日公表した四半期決算が好調だったことが分かると、投資家心理が改善。独株にも買いが入った。市場では「人工知能(AI)関連投資の急拡大が崩壊に向かっているという懸念を和らげた」との声が聞かれた。
| DAX(R)(ドイツ) | |
|---|---|
| 前日終値 | 23,091.87 |
| 前日比 | -186.98 |
| 騰落率(%) | -0.80% |
5.「COMEX 金」
先週末21日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が4,079.5(前日比 +19.5)ポイントとなった。
金先物相場は反発。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が12月の利下げの可能性を示唆すると、米金利の低下とともに金利のつかない金先物には買いが集まった。ただ、米CPIの発表が次回のFOMC後にずれ込むと発表されると、再び金利据え置き期待も出てきたことで上げ幅を縮めて引けている。
金先物相場は反発。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が12月の利下げの可能性を示唆すると、米金利の低下とともに金利のつかない金先物には買いが集まった。ただ、米CPIの発表が次回のFOMC後にずれ込むと発表されると、再び金利据え置き期待も出てきたことで上げ幅を縮めて引けている。
| COMEX 金 | |
|---|---|
| 前日終値 | 4,079.5 |
| 前日比 | +19.5 |
| 騰落率(%) | +0.48% |
6.「NYMEX 原油」
先週末21日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が58.06(前日比 -0.94)ポイントとなった。
原油先物相場は3日続落。ウクライナのゼレンスキー大統領が、米露が作成したとされる和平案の提示を受け、近日中にトランプ大統領と協議する予定だと述べるなど、ウクライナとロシアの和平期待がこの日も原油価格の上値を抑え3日続落して引けた。ただ、ウクライナが東部ドンバス地方の領土を放棄し、軍事力を半減させるなどの条件が含まれていると報じられていることで、ウクライナが合意をすることが難しいとの声もある。
原油先物相場は3日続落。ウクライナのゼレンスキー大統領が、米露が作成したとされる和平案の提示を受け、近日中にトランプ大統領と協議する予定だと述べるなど、ウクライナとロシアの和平期待がこの日も原油価格の上値を抑え3日続落して引けた。ただ、ウクライナが東部ドンバス地方の領土を放棄し、軍事力を半減させるなどの条件が含まれていると報じられていることで、ウクライナが合意をすることが難しいとの声もある。
| NYMEX 原油 | |
|---|---|
| 前日終値 | 58.06 |
| 前日比 | -0.94 |
| 騰落率(%) | -1.59% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 勤労感謝の日の振替休日で休場
▼ 海外
- 18:00 11月独Ifo企業景況感指数
- 20:00 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 23:50 ラガルドECB総裁、講演
- 25日02:45 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 25日03:00 米財務省、2年債入札
- 勤労感謝の日の振替休日で休場
- 18:00 11月独Ifo企業景況感指数
- 20:00 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 23:50 ラガルドECB総裁、講演
- 25日02:45 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 25日03:00 米財務省、2年債入札
更新 : 2025年11月24日(月)
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