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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年11月25日(火)の市況

1.「日経225」

25日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で48,659.52(前日比 +33.64)円となった。
日経平均株価は小反発。昨日の米国株が上昇したことを受けて値嵩株の半導体関連株が買われ、指数を押し上げ一時500円超上昇した。ただ、ソフトバンクグループが急落すると午後には下げに転じる場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆1900億円。
夜間（くりっく株365）は、23時台にこの日の最安値48,397円をつけるもその後は上昇。取引終了時刻までに約800円ほど上昇し、49,261円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	48,659.52
前日比	+33.64
騰落率（％）	+0.07%
売買代金	6兆1900億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

25日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で47,112.45(前日比 +664.18)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。この日発表の9月米小売売上高や同月米PPI、11月米消費者信頼感指数が予想を下回り、米利下げ観測が高まると株買いが優勢となった。「FRBの次期議長候補としてハセットNEC委員長が有力」との報道も相場の支援材料。FRBが米政権の意向をくんだ利下げ路線を取るとの思惑が高まった。　
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	47,112.45
前日比	+664.18
騰落率（％）	+1.43%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	25,018.36
前日比	+144.51
騰落率（％）	+0.58%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

25日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で9,609.53(前日比 +74.62)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。前日の米株式相場や本日のアジア株式相場が堅調だった流れを受けて、英株にも買いが入った。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	9,609.53
前日比	+74.62
騰落率（％）	+0.78%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

25日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,464.63(前日比 +225.45)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続伸。米利下げ観測を支えに前日の米国株相場が上昇すると投資家のリスク志向が改善し、独株にも買いが波及した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,464.63
前日比	+225.45
騰落率（％）	+0.97%

5.「COMEX 金」

25日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が4,177.3(前日比 +46.5)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に3日続伸。米長期金利の指標である10年債利回りが3.98％台まで低下。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を高める結果につながった。ユーロなど主要通貨に対するドル安も、ドル建て金相場の割安感につながり、買いを促した。ドルの価値低下により、ドルの代替として金が買われた側面もあった。

COMEX 金
前日終値	4,177.3
前日比	+46.5
騰落率（％）	+1.13%

6.「NYMEX 原油」

25日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が57.95(前日比 -0.89)ポイントとなった。
原油先物相場は小反落。露・ウクライナ和平案について、ウクライナや欧州諸国が当初の米国案を修正して合意に動くとの見方になってきた。同地域を巡る原油供給の停滞解消へ一歩近づいたとして、売りが強まった。ただ、ロシア側から修正内容について警戒を示す声も聞かれ、終盤は下落幅を縮小する動きとなった。