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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年12月1日(月)の市況

1.「日経225」

1日(月)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で49,303.28(前日比 -950.63)円となった。
日経平均株価は反落。先週末の米株高を受けて小幅に上昇してスタートしたが、すぐに失速。まとまった利益確定売りが出たうえ、日銀の12月利上げ観測もポジション調整の売りを促し、指数は一時1000円超下落した。
東証プライムの売買代金は概算で5兆3800億円。
夜間（くりっく株365）は軟調に推移し、21時台にこの日の最安値49,213円をつける。その後は徐々に値を戻し、49,641円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	49,303.28
前日比	-950.63
騰落率（％）	-1.89%
売買代金	5兆3800億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

1日(月)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で47,289.33(前日比 -427.09)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落。前週末まで5日続伸した後とあって、利益確定や持ち高調整目的の売りに押された。また、この日の米長期金利が上昇したことも相場の重しとなった。　
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も6営業日ぶりに反落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	47,289.33
前日比	-427.09
騰落率（％）	-0.90%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	25,342.85
前日比	-92.04
騰落率（％）	-0.36%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

1日(月)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で9,702.53(前日比 -17.98)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は5営業日ぶりに反落。小安く始まったものの、その後はプラス圏に浮上する場面も見られるなど、前週末終値を挟んだ水準でのもみ合いとなった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	9,702.53
前日比	-17.98
騰落率（％）	-0.18%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

1日(月)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,589.44(前日比 -247.35)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は6営業日ぶりに反落。前週末まで5日続伸していた後だけに、利益確定売りに押されやすかった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,589.44
前日比	-247.35
騰落率（％）	-1.04%

5.「COMEX 金」

1日(月)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が4,274.8(前日比 +19.9)ポイントとなった。
金先物相場は6日続伸。週明けに売り戻しが先行した米株を眺めてリスク回避資産とされる金に資金が向かい、一時4300ドル手前まで強含んだ。もっともその後に米10年債利回りが上昇すると、金利が付かない金は利益確定売りに押されて上げ幅を縮めた。

COMEX 金
前日終値	4,274.8
前日比	+19.9
騰落率（％）	+0.47%

6.「NYMEX 原油」

1日(月)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が59.32(前日比 +0.77)ポイントとなった。
原油先物相場は反発。石油輸出国機構（OPEC）加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は30日にオンラインで閣僚級会合を開き、日量200万バレルの協調減産を2026年末まで続けるという従来の方針を確認した。自主減産を実施していたサウジやイラクなどの有志国も、来年1-3月期の増産停止を確かめた。産油国の足並みが揃ったことを受けて相場は底堅く推移し、一時60ドル手前まで上昇した。