情報配信コンテンツ

本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年2月22日(木)の市況

1.「日経225」

22日（木）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,098.68(前日比 +836.52)円となった。
日経平均株価は4営業日ぶりに反発。市場が注目していた米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて日経平均への寄与度が高い半導体関連株が買われ指数を押し上げた。一時3万9000円台に乗せ、史上最高値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5600億円。
夜間（くりっく株365）も上昇の勢いが続き、明け方午前5時台にこの日の最高値39,493円を付け、39,469円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	39,098.68
前日比	+836.52
騰落率（％）	+2.19%
売買代金	5兆5600億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

22日（木）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,069.11(前日比 +456.87)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS＆P500種株価指数も過去最高値を更新した。市場予想を上回る四半期決算や業績見通しを発表した米半導体大手エヌビディアが16％超急伸すると、投資家心理が強気に傾き、ハイテク株や半導体株を中心に買いが膨らんだ。市場では「AI関連企業の業績成長期待が改めて強まった」「生成AI普及期待が投資マネーの流入を促し、主要国の株高を後押しした」との声が聞かれ、日本やフランス、ドイツの株価指数も史上最高値を更新した。
　ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに大幅反発し、2021年11月以来2年3カ月ぶりの高値で取引を終えた。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,069.11
前日比	+456.87
騰落率（％）	+1.18%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,004.70
前日比	+525.79
騰落率（％）	+3.01%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

22日（木）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,684.49(前日比 +21.98)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。日本や中国などアジア株相場が上昇すると投資家心理が強気に傾き、英株にも買いが先行。時間外の米株価指数先物の上昇も相場の支援材料となった。ただ、買い一巡後は小高い水準でのもみ合いに転じた。金融セクターが上げたほか、情報技術セクターの上昇が目立った。半面、公共事業関連の銘柄が売られた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	7,684.49
前日比	+21.98
騰落率（％）	+0.29%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

22日（木）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で17,370.45(前日比 +252.33)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は大幅に続伸し、史上最高値を更新した。前日の米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて、時間外の米株価指数先物が上昇すると独株にも買いが波及した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	17,370.45
前日比	+252.33
騰落率（％）	+1.47%

5.「COMEX 金」

22日（木）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2030.7ドル(前日比 -3.6）となった。
金先物相場は続落。前週分の新規失業保険申請件数が予想より強かったことを受け、売りが先行。米金利が中期を中心に上昇したことも、金利がつかない金の重しとなった。もっとも、2030ドル割れでは下げ渋った。

COMEX 金
前日終値	2030.7
前日比	-3.6
騰落率（％）	-0.18%

6.「NYMEX 原油」

22日（木）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が78.61ドル(前日比 +0.70）となった。
原油先物相場は続伸。原油在庫増への警戒感から序盤は77ドル前半まで売り押された。しかしながら石油輸送で重要な紅海の混乱は収まっておらず、地政学リスクへの警戒感から一巡後は下値を切り上げる展開に。米エネルギー省（EIA）発表の週間在庫統計では、原油は4週連続で積み増しながらも前回から大幅に減少。原油は買い戻し優勢となり、底堅いまま引けた。