情報配信コンテンツ

本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年3月4日(月)の市況

1.「日経225」

4日（月）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で40,109.23(前日比 +198.41)円となった。
日経平均株価は高値更新。前週末の米ナスダックが史上最高値を更新した流れを引き継ぐと、4万円の大台に乗せてスタート。一時4万0300円台と史上最高値を更新したが、その後は達成感から利益確定の売りに押されて上げ幅を縮小する場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆3800億円。
夜間（くりっく株365）は方向感のない動き。午前0時台に40,044円まで下落するも、その後午前4時台には40,263円まで戻し、40,108円でこの日の取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	40,109.23
前日比	+198.41
騰落率（％）	+0.50%
売買代金	5兆3800億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

4日（月）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,989.83(前日比 -97.55)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米長期金利が上昇し株式の相対的な割高感が意識されると売りが優勢となった。今週予定されているパウエルFRB議長の議会証言や2月米雇用統計などの重要イベントを控えて、ポジション調整目的の売りも出やすかった。
　ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	38,989.83
前日比	-97.55
騰落率（％）	-0.25%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,226.48
前日比	-76.43
騰落率（％）	-0.42%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

4日（月）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,640.33(前日比 -42.17)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。6日の予算案発表を前に積極的な買いが手控えられる中、BPやシェルなどエネルギー株に売りが出て指数を押し下げた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	7,640.33
前日比	-42.17
騰落率（％）	-0.55%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

4日（月）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で17,716.17(前日比 -18.90)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は9日ぶりに小反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	17,716.17
前日比	-18.90
騰落率（％）	-0.11%

5.「COMEX 金」

4日（月）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2126.3ドル(前日比 +30.6）となった。
金先物相場は3日続伸。連日で終値ベースでの史上最高値を更新した。前週末の米経済指標が予想より弱い結果となり、米国の高金利環境が長引くとの思惑が後退。金利がつかない資産である金の投資妙味につながった。

COMEX 金
前日終値	2126.3
前日比	+30.6
騰落率（％）	+1.46%

6.「NYMEX 原油」

4日（月）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が78.74ドル(前日比 -1.23）となった。
原油先物相場は反落。石油輸出国機構（OPEC）プラスは3日、日量220万バレルの自主減産方針を当初の3月末から6月末まで延長することで合意。ただ、事前に予想されていたこともあって相場の下支えとはならず、前週末に買いが進んだ反動からやや売りに押された。