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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。
![本日の「株価指数」早わかり通信](img/infodistribution_hayawakari2.png)
2024年3月11日(月)の市況
1.「日経225」
11日(月)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,820.49(前日比 -868.45)円となった。
日経平均株価は大幅反落。前週末の米国株式市場でハイテク株の下げが目立った影響もあり、週明けの国内市場でも半導体関連株を中心に売りが強まった。日銀の早期政策修正観測も高まるなか、短期的な相場の過熱感などもあり、海外勢から株価指数先物に手じまい売りが持ち込まれると、指数は一時1200円近く下落する場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆2600億円。
夜間(くりっく株365)は下落基調。午前2時台にこの日の最安値38,368円を付け、38,464円で取引を終えた。
日経平均株価は大幅反落。前週末の米国株式市場でハイテク株の下げが目立った影響もあり、週明けの国内市場でも半導体関連株を中心に売りが強まった。日銀の早期政策修正観測も高まるなか、短期的な相場の過熱感などもあり、海外勢から株価指数先物に手じまい売りが持ち込まれると、指数は一時1200円近く下落する場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆2600億円。
夜間(くりっく株365)は下落基調。午前2時台にこの日の最安値38,368円を付け、38,464円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 38,820.49 |
前日比 | -868.45 |
騰落率(%) | -2.19% |
売買代金 | 5兆2600億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
11日(月)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,769.66(前日比 +46.97)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。構成銘柄ではないもののエヌビディアが軟調に推移すると他の半導体関連やハイテク関連の銘柄にも売りが波及したため、指数は下げて始まった。米司法省の刑事捜査開始が嫌気されてボーイングが大幅に下落したことも相場の重し。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。トランプ前大統領が「フェイスブック(メタプラットフォームズ)は国民の敵」と発言したことを受けて、同社株が4%超下げた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。構成銘柄ではないもののエヌビディアが軟調に推移すると他の半導体関連やハイテク関連の銘柄にも売りが波及したため、指数は下げて始まった。米司法省の刑事捜査開始が嫌気されてボーイングが大幅に下落したことも相場の重し。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。トランプ前大統領が「フェイスブック(メタプラットフォームズ)は国民の敵」と発言したことを受けて、同社株が4%超下げた。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 38,769.66 |
前日比 | +46.97 |
騰落率(%) | +0.12% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 17,951.69 |
前日比 | -66.76 |
騰落率(%) | -0.37% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
11日(月)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,669.23(前日比 +9.49)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小反発。前週末の米国株相場が軟調に推移したことを受けて投資家心理が悪化すると英株にも売りが先行したが、売り一巡後は買い戻しが優勢となり持ち直した。
ロンドン株式相場は小反発。前週末の米国株相場が軟調に推移したことを受けて投資家心理が悪化すると英株にも売りが先行したが、売り一巡後は買い戻しが優勢となり持ち直した。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 7,669.23 |
前日比 | +9.49 |
騰落率(%) | +0.12% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
11日(月)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で17,746.27(前日比 -68.24)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。8日の米株式市場で半導体株が下落したことを受けて、インフィニオン・テクノロジーズ(1.65%安)などに売りが出た。その他ではコンチネンタル(4.53%安)やブレンターク(2.76%安)、ザランド(2.52%安)などが売られ、相場の重しとなった。
フランクフルト株式相場は続落。8日の米株式市場で半導体株が下落したことを受けて、インフィニオン・テクノロジーズ(1.65%安)などに売りが出た。その他ではコンチネンタル(4.53%安)やブレンターク(2.76%安)、ザランド(2.52%安)などが売られ、相場の重しとなった。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 17,746.27 |
前日比 | -68.24 |
騰落率(%) | -0.38% |
5.「COMEX 金」
11日(月)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2188.6ドル(前日比 +3.1)となった。
金先物相場は8日続伸。7日連続で史上最高値を更新した。前週の米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や2月米雇用統計を受けて6月の米利下げ観測が拡大する中、買いがやや優勢となった。もっとも、連日の最高値更新を受け、高値圏では利益確定の売りも出た模様である。
金先物相場は8日続伸。7日連続で史上最高値を更新した。前週の米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や2月米雇用統計を受けて6月の米利下げ観測が拡大する中、買いがやや優勢となった。もっとも、連日の最高値更新を受け、高値圏では利益確定の売りも出た模様である。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2188.6 |
前日比 | +3.1 |
騰落率(%) | +0.14% |
6.「NYMEX 原油」
11日(月)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が77.93ドル(前日比 -0.08)となった。
原油先物相場は3日続落。安く始まったダウ平均を背景に原油売りが膨らむと、一時76.80ドル前後まで下落。ただ、その後は買い戻しが入り下げ幅を縮小した。
原油先物相場は3日続落。安く始まったダウ平均を背景に原油売りが膨らむと、一時76.80ドル前後まで下落。ただ、その後は買い戻しが入り下げ幅を縮小した。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 77.93 |
前日比 | -0.08 |
騰落率(%) | -0.10% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 09:30 2月豪NAB企業景況感指数
- 16:00 2月独消費者物価指数(CPI)改定値
- 16:00 2月英雇用統計(失業率/失業保険申請件数推移)
- 16:00 11-1月英失業率(ILO方式)
- 20:00 マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
- 21:30 2月米消費者物価指数(CPI)
- エネルギーと食品を除くコア指数
- 13日02:00 米財務省、10年債入札
- 13日03:00 2月米月次財政収支
更新 : 2024年3月12日(火)
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