情報配信コンテンツ
本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。
![本日の「株価指数」早わかり通信](img/infodistribution_hayawakari2.png)
2024年3月12日(火)の市況
1.「日経225」
12日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,797.51(前日比 -22.98)円となった。
日経平均株価は小幅続落。前日の米国株式市場でハイテク株が下落した流れを引き継いで、この日の東京市場でもハイテク関連銘柄に売りが出た。日銀が前日に株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを見送ったことも相場の重しとなり、指数は一時550円近く下落。ただ、その後は外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを受けて輸出関連株などに押し目買いが入り、引け直前には上昇に転じる場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7800億円。
夜間(くりっく株365)は米消費者物価指数(CPI)が公表された21時30分以降、米国株式市場につられる形で上昇。取引終了間際にこの日の最高値39,182円を付け、39,159円で取引を終えた。
日経平均株価は小幅続落。前日の米国株式市場でハイテク株が下落した流れを引き継いで、この日の東京市場でもハイテク関連銘柄に売りが出た。日銀が前日に株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを見送ったことも相場の重しとなり、指数は一時550円近く下落。ただ、その後は外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを受けて輸出関連株などに押し目買いが入り、引け直前には上昇に転じる場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7800億円。
夜間(くりっく株365)は米消費者物価指数(CPI)が公表された21時30分以降、米国株式市場につられる形で上昇。取引終了間際にこの日の最高値39,182円を付け、39,159円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 38,797.51 |
前日比 | -22.98 |
騰落率(%) | -0.06% |
売買代金 | 4兆7800億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
12日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,005.49(前日比 +235.83)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。2月米CPIが予想より強い内容だったことが分かると米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が意識されて、指数は下げに転じる場面があった。ただ、その後は指標内容の消化が進む中で買いが優勢となり、300ドル超上昇した。市場では「米連邦準備理事会(FRB)が注視している住居費を除くコアCPI(スーパーコア)が前月から鈍化したことが好感された」との指摘があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。2月米CPIが予想より強い内容だったことが分かると米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が意識されて、指数は下げに転じる場面があった。ただ、その後は指標内容の消化が進む中で買いが優勢となり、300ドル超上昇した。市場では「米連邦準備理事会(FRB)が注視している住居費を除くコアCPI(スーパーコア)が前月から鈍化したことが好感された」との指摘があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 39,005.49 |
前日比 | +235.83 |
騰落率(%) | +0.61% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 18,219.12 |
前日比 | +267.43 |
騰落率(%) | +1.49% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
12日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,747.81(前日比 +78.58)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続伸し、昨年5月以来の高値で取引を終えた。2月英雇用統計で賃金の伸び率が鈍化したことが分かると、BOEの利下げが近づいているとの見方が広がり株買いが広がった。
ロンドン株式相場は続伸し、昨年5月以来の高値で取引を終えた。2月英雇用統計で賃金の伸び率が鈍化したことが分かると、BOEの利下げが近づいているとの見方が広がり株買いが広がった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 7,747.81 |
前日比 | +78.58 |
騰落率(%) | +1.02% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
12日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で17,965.11(前日比 +218.84)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)による早期利下げ観測を背景に買いが広がった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)による早期利下げ観測を背景に買いが広がった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 17,965.11 |
前日比 | +218.84 |
騰落率(%) | +1.23% |
5.「COMEX 金」
12日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2166.1ドル(前日比 -22.5)となった。
金先物相場は9日ぶりに反落。2月米消費者物価指数を受けて米長期金利が上昇すると、金利のつかない金の投資魅力が薄れて売りが優勢となった。
金先物相場は9日ぶりに反落。2月米消費者物価指数を受けて米長期金利が上昇すると、金利のつかない金の投資魅力が薄れて売りが優勢となった。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 2166.1 |
前日比 | -22.5 |
騰落率(%) | -1.03% |
6.「NYMEX 原油」
12日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が77.56ドル(前日比 -0.37)となった。
原油先物相場は4日続落。2月米CPIが予想を上回ったことから、FRBの利上げ開始時期が後ずれするとの見方が浮上すると、ドル建てで取引される原油に割高感が出て売られた。
なお、この日発表された石油輸出国機構(OPEC)の月次レポートでは、24年の米国と世界の経済成長見通しをやや引き上げており、このことが原油の下値を支えた。
原油先物相場は4日続落。2月米CPIが予想を上回ったことから、FRBの利上げ開始時期が後ずれするとの見方が浮上すると、ドル建てで取引される原油に割高感が出て売られた。
なお、この日発表された石油輸出国機構(OPEC)の月次レポートでは、24年の米国と世界の経済成長見通しをやや引き上げており、このことが原油の下値を支えた。
NYMEX 原油 | |
---|---|
前日終値 | 77.56 |
前日比 | -0.37 |
騰落率(%) | -0.47% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 春闘、集中回答日
▼ 海外
- 16:00 2月独卸売物価指数(WPI)
- 16:00 1月英国内総生産(GDP)
- 16:00 1月英鉱工業生産
- 16:00 1月英製造業生産高
- 16:00 1月英商品貿易収支/英貿易収支
- 19:00 1月ユーロ圏鉱工業生産
- 20:00 MBA住宅ローン申請指数
- 20:45 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 23:30 EIA週間在庫統計
- 14日02:00 米財務省、30年債入札
更新 : 2024年3月13日(水)
▸ ログインにお困りのお客様