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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年4月5日(金)の市況
1.「日経225」
先週末5日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,992.08(前日比 -781.06)円となった。
日経平均株価は大幅反落。前日の米国株式相場が大きく下落した流れを受け、朝方から幅広い銘柄に利益確定目的の売りが出た。外国為替市場で円高・ドル安が進み、輸出関連株の下げが目立ったほか、株価指数先物への売りが観測されたことも指数を押し下げ、下げ幅は一時1000円に迫る場面もあった。その後は売りも一服となったが、引けにかけても戻りの鈍い動きが続いた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5100億円。
夜間(くりっく株365)は上昇基調。午前2時台にこの日の最高値39,410円を付け、39,346円で取引を終えた。
日経平均株価は大幅反落。前日の米国株式相場が大きく下落した流れを受け、朝方から幅広い銘柄に利益確定目的の売りが出た。外国為替市場で円高・ドル安が進み、輸出関連株の下げが目立ったほか、株価指数先物への売りが観測されたことも指数を押し下げ、下げ幅は一時1000円に迫る場面もあった。その後は売りも一服となったが、引けにかけても戻りの鈍い動きが続いた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5100億円。
夜間(くりっく株365)は上昇基調。午前2時台にこの日の最高値39,410円を付け、39,346円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 38,992.08 |
前日比 | -781.06 |
騰落率(%) | -1.96% |
売買代金 | 4兆5100億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末5日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,904.04(前日比 +307.06)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反発。3月米雇用統計では雇用者数が予想を上回り、米労働市場の底堅さが改めて示されたものの、インフレに影響する平均時給の伸びが予想と一致。市場では「インフレ圧力が警戒していたほど高止まりしていない」と受け止める向きもあり、次第に買いが広がった。指数は前日まで4日続落し、1200ドル超下げていただけに、値頃感から押し目買いなども入りやすかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反発。3月米雇用統計では雇用者数が予想を上回り、米労働市場の底堅さが改めて示されたものの、インフレに影響する平均時給の伸びが予想と一致。市場では「インフレ圧力が警戒していたほど高止まりしていない」と受け止める向きもあり、次第に買いが広がった。指数は前日まで4日続落し、1200ドル超下げていただけに、値頃感から押し目買いなども入りやすかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 38,904.04 |
前日比 | +307.06 |
騰落率(%) | +0.80% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 18,108.46 |
前日比 | +229.68 |
騰落率(%) | +1.28% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末5日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,911.16(前日比 -64.73)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。米国での利下げ開始時期が遠のくとの見方や原油高によるインフレ懸念が投資家心理を冷やした。前日に1年2カ月ぶりの高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。米国での利下げ開始時期が遠のくとの見方や原油高によるインフレ懸念が投資家心理を冷やした。前日に1年2カ月ぶりの高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 7,911.16 |
前日比 | -64.73 |
騰落率(%) | -0.81% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末5日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,175.04(前日比 -228.09)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。中東の地政学リスクの高まりを背景に前日の米国株相場が大幅下落すると、独株にも売りが波及した。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。中東の地政学リスクの高まりを背景に前日の米国株相場が大幅下落すると、独株にも売りが波及した。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,175.04 |
前日比 | -228.09 |
騰落率(%) | -1.24% |
5.「COMEX 金」
先週末5日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2345.4ドル(前日比 +36.9)となった。
金先物相場は大幅に反発。注目の3月米雇用統計が強い結果となったことを受けて売りが先行するも、下値の堅さを確認するに留まった。中東情勢の緊迫化が警戒されて安全資産・金への資金流入は続き、先物は一時2350ドル付近まで上値を伸ばした。清算値ベースでも過去最高値を更新している。
金先物相場は大幅に反発。注目の3月米雇用統計が強い結果となったことを受けて売りが先行するも、下値の堅さを確認するに留まった。中東情勢の緊迫化が警戒されて安全資産・金への資金流入は続き、先物は一時2350ドル付近まで上値を伸ばした。清算値ベースでも過去最高値を更新している。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2345.4 |
前日比 | +36.9 |
騰落率(%) | +1.60% |
6.「NYMEX 原油」
先週末5日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が86.91ドル(前日比 +0.32)となった。
原油先物相場は6日続伸。前日に急騰した反動で売り先行も、下押しは86ドル前半と限られた。イランとイスラエルの対立激化や、石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産継続が依然として材料視されているもよう。再び87ドル台に乗せると上昇に勢いがつき、昨年10月以来の高値圏となる87.60ドル台まで上げ幅を広げた。
原油先物相場は6日続伸。前日に急騰した反動で売り先行も、下押しは86ドル前半と限られた。イランとイスラエルの対立激化や、石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産継続が依然として材料視されているもよう。再び87ドル台に乗せると上昇に勢いがつき、昨年10月以来の高値圏となる87.60ドル台まで上げ幅を広げた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 86.91 |
前日比 | +0.32 |
騰落率(%) | +0.37% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 14:00 3月景気ウオッチャー調査
▼ 海外
- 14:45 3月スイス失業率(季節調整前)
- 15:00 2月独鉱工業生産
- 15:00 2月独貿易収支
- 9日00:30 ブリーデン英中銀(BOE)副総裁、講演
- 豪州、NZは7日から冬時間に移行済み
更新 : 2024年4月8日(月)
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