情報配信コンテンツ
本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年4月12日(金)の市況
1.「日経225」
先週末12日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,523.55(前日比 +80.92)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株が堅調に推移したことを好感して東京市場でも買いが優勢となり、指数は一時300円超上昇した。もっとも、一巡後は利益確定売りに押される形で上げ幅を縮小。値嵩株のファーストリテイリング株が下落したことも重しとなった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5700億円。
夜間(くりっく株365)は下落基調。取引終了間際にこの日の最安値38,818円を付け、38,886円で取引を終えた。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株が堅調に推移したことを好感して東京市場でも買いが優勢となり、指数は一時300円超上昇した。もっとも、一巡後は利益確定売りに押される形で上げ幅を縮小。値嵩株のファーストリテイリング株が下落したことも重しとなった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5700億円。
夜間(くりっく株365)は下落基調。取引終了間際にこの日の最安値38,818円を付け、38,886円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 39,523.55 |
前日比 | +80.92 |
騰落率(%) | +0.21% |
売買代金 | 4兆5700億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末12日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で37,983.24(前日比 -475.84)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落。米インフレへの懸念や地政学リスクを巡る懸念が投資家心理の悪化につながり、幅広い銘柄に売りが出た。指数は一時580ドル超下げた。決算内容が嫌気されたJPモルガン・チェースが6%超下落し、1銘柄でダウ平均を77ドルほど押し下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落。「中国が外国製チップを段階的に排除することを巡って、インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が打撃を受けそうだ」との報道が伝わり、インテルが5%超、AMDが4%超下げた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落。米インフレへの懸念や地政学リスクを巡る懸念が投資家心理の悪化につながり、幅広い銘柄に売りが出た。指数は一時580ドル超下げた。決算内容が嫌気されたJPモルガン・チェースが6%超下落し、1銘柄でダウ平均を77ドルほど押し下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落。「中国が外国製チップを段階的に排除することを巡って、インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が打撃を受けそうだ」との報道が伝わり、インテルが5%超、AMDが4%超下げた。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 37,983.24 |
前日比 | -475.84 |
騰落率(%) | -1.24% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 18,003.49 |
前日比 | -304.49 |
騰落率(%) | -1.66% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末12日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,995.58(前日比 +71.78)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。前日の米ハイテク株高などを追い風に買いが先行。原油や金など商品相場の上昇を背景に、素材株が買われたほか、エネルギー株に買いが集まった。ただ、中東情勢の緊迫化を背景に売りが出ると引けにかけて伸び悩んだ。
ロンドン株式相場は反発。前日の米ハイテク株高などを追い風に買いが先行。原油や金など商品相場の上昇を背景に、素材株が買われたほか、エネルギー株に買いが集まった。ただ、中東情勢の緊迫化を背景に売りが出ると引けにかけて伸び悩んだ。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 7,995.58 |
前日比 | +71.78 |
騰落率(%) | +0.91% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末12日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で17,930.32(前日比 -24.16)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。ECBの利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まる中、買いが先行したものの、中東情勢の緊迫化を背景に投資家がリスク回避姿勢を強めると一転下落した。
フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。ECBの利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まる中、買いが先行したものの、中東情勢の緊迫化を背景に投資家がリスク回避姿勢を強めると一転下落した。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 17,930.32 |
前日比 | -24.16 |
騰落率(%) | -0.13% |
5.「COMEX 金」
先週末12日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2374.1ドル(前日比 +1.4)となった。
金先物相場は続伸。外貨準備のうち金への資産配分を増やしている中国やインドをはじめとした中央銀行の買いが観測される中で、金先物価格は堅調な動きを見せていたが「イスラエルがイランからの攻撃に警戒態勢」との報道が流れると、安全資産としての買いも入り一時史上最高値を大幅に更新した。しかしながら、週末を控えて利食い売りも入ると、引けにかけては上げ幅をほぼ吐き出し小幅に続伸して引けた。
金先物相場は続伸。外貨準備のうち金への資産配分を増やしている中国やインドをはじめとした中央銀行の買いが観測される中で、金先物価格は堅調な動きを見せていたが「イスラエルがイランからの攻撃に警戒態勢」との報道が流れると、安全資産としての買いも入り一時史上最高値を大幅に更新した。しかしながら、週末を控えて利食い売りも入ると、引けにかけては上げ幅をほぼ吐き出し小幅に続伸して引けた。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 2374.1 |
前日比 | +1.4 |
騰落率(%) | +0.06% |
6.「NYMEX 原油」
先週末12日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が85.66ドル(前日比 +0.64)となった。
原油先物相場は反発。イランのイスラエルへの報復攻撃が現実味を帯び、イスラエルも「攻撃に対して警戒態勢をとった」と報じられると、中東情勢の緊迫化で原油先物に買いが集まり一時87.67ドルまで上昇した。しかし、国際エネルギー機関(IEA)が2024年の原油需要予想を下方修正したことなどもあり、引けにかけては上げ幅を大幅に縮小して引けた。
原油先物相場は反発。イランのイスラエルへの報復攻撃が現実味を帯び、イスラエルも「攻撃に対して警戒態勢をとった」と報じられると、中東情勢の緊迫化で原油先物に買いが集まり一時87.67ドルまで上昇した。しかし、国際エネルギー機関(IEA)が2024年の原油需要予想を下方修正したことなどもあり、引けにかけては上げ幅を大幅に縮小して引けた。
NYMEX 原油 | |
---|---|
前日終値 | 85.66 |
前日比 | +0.64 |
騰落率(%) | +0.75% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 15:30 ローガン米ダラス連銀総裁、パネルディスカッションに参加
- 15:30 3月スイス生産者輸入価格
- 18:00 2月ユーロ圏鉱工業生産
- 20:15 ブリーデン英中銀(BOE)副総裁、講演
- 21:00 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
- 21:15 3月カナダ住宅着工件数
- 21:30 2月カナダ製造業出荷
- 21:30 2月カナダ卸売売上高
- 21:30 4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 21:30 3月米小売売上高
- 23:00 2月米企業在庫
- 23:00 4月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
- 国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合と関連イベント(ワシントン、20日まで)
更新 : 2024年4月15日(月)
▸ ログインにお困りのお客様