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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年4月15日(月)の市況
1.「日経225」
15日(月)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,232.80(前日比 -290.75)円となった。
日経平均株価は下げ渋り。前週末の中東情勢悪化懸念を背景に売り先行で始まると、下げ幅は700円超となる場面が見られたが、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小する動きとなった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9800億円。
夜間(くりっく株365)は21時台にこの日の最高値39,508円を付けるも、その後下落。取引終了間際にこの日の最安値38,655円を付け、38,725円で取引を終えた。
日経平均株価は下げ渋り。前週末の中東情勢悪化懸念を背景に売り先行で始まると、下げ幅は700円超となる場面が見られたが、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小する動きとなった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9800億円。
夜間(くりっく株365)は21時台にこの日の最高値39,508円を付けるも、その後下落。取引終了間際にこの日の最安値38,655円を付け、38,725円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 39,232.80 |
前日比 | -290.75 |
騰落率(%) | -0.74% |
売買代金 | 3兆9800億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
15日(月)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で37,735.11(前日比 -248.13)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続落し、1月18日以来約3カ月ぶりの安値となった。予想を上回る3月米小売売上高をきっかけに米長期金利が大幅に上昇すると、株式の相対的な割高感が意識されて売りが優勢となった。イスラエルがイランに再報復の構えをみせると、中東の地政学リスクを巡る警戒も高まり売りを誘った。寄り付き直後には400ドル超上げたものの、引けにかけては320ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、2月21日以来の安値で取引を終えた。「世界の従業員の10%以上を削減する計画」と伝わった電気自動車(EV)のテスラが5%超急落した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続落し、1月18日以来約3カ月ぶりの安値となった。予想を上回る3月米小売売上高をきっかけに米長期金利が大幅に上昇すると、株式の相対的な割高感が意識されて売りが優勢となった。イスラエルがイランに再報復の構えをみせると、中東の地政学リスクを巡る警戒も高まり売りを誘った。寄り付き直後には400ドル超上げたものの、引けにかけては320ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、2月21日以来の安値で取引を終えた。「世界の従業員の10%以上を削減する計画」と伝わった電気自動車(EV)のテスラが5%超急落した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 37,735.11 |
前日比 | -248.13 |
騰落率(%) | -0.65% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 17,706.83 |
前日比 | -296.66 |
騰落率(%) | -1.65% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
15日(月)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,965.53(前日比 -30.05)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反落。イランによるイスラエルへの攻撃の被害が小さかったことで相場は上げに転じる場面もあったが、戻りは鈍かった。イスラエルの今後の対応が不透明なため、積極的な買いは手控えられたようだ。原油先物価格の下落を背景にエネルギー株が売られ、相場を押し下げた。
ロンドン株式相場は反落。イランによるイスラエルへの攻撃の被害が小さかったことで相場は上げに転じる場面もあったが、戻りは鈍かった。イスラエルの今後の対応が不透明なため、積極的な買いは手控えられたようだ。原油先物価格の下落を背景にエネルギー株が売られ、相場を押し下げた。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 7,965.53 |
前日比 | -30.05 |
騰落率(%) | -0.38% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
15日(月)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,026.58(前日比 +96.26)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。イランによるイスラエルへの攻撃の被害が小さかったことで買い戻しが先行したものの、両国の対立を巡る懸念は根強く終盤上げ幅を縮めた。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。イランによるイスラエルへの攻撃の被害が小さかったことで買い戻しが先行したものの、両国の対立を巡る懸念は根強く終盤上げ幅を縮めた。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,026.58 |
前日比 | +96.26 |
騰落率(%) | +0.54% |
5.「COMEX 金」
15日(月)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2383.0ドル(前日比 +8.9)となった。
金先物相場は3日続伸。市場予想を上回る米小売売上高が米利下げ先送りの観測を強め、米金利上昇・ドル高に。金利が付かない資産である金が売られたり、ドル高がドル建て価格の割高感につながったりしたことで下落が先行した。しかしイスラエルがイランへ反撃との懸念を高める報道が伝わり、リスク回避資産としての金に買いが集まり上昇へ転じた。
金先物相場は3日続伸。市場予想を上回る米小売売上高が米利下げ先送りの観測を強め、米金利上昇・ドル高に。金利が付かない資産である金が売られたり、ドル高がドル建て価格の割高感につながったりしたことで下落が先行した。しかしイスラエルがイランへ反撃との懸念を高める報道が伝わり、リスク回避資産としての金に買いが集まり上昇へ転じた。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2383.0 |
前日比 | +8.9 |
騰落率(%) | +0.37% |
6.「NYMEX 原油」
15日(月)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が85.41ドル(前日比 -0.25)となった。
原油先物相場は小幅に反落。先週末に強まった中東情勢の緊迫を反映した売りが一服。2日以来、約2週間ぶりの安値84.42ドルまで下落する場面もあった。しかしイスラエル反撃の可能性を伝える報道を受けて下落幅を縮小した。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 85.41 |
前日比 | -0.25 |
騰落率(%) | -0.29% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 15:00 3月独卸売物価指数(WPI)
- 15:00 3月英雇用統計(失業率/失業保険申請件数推移)
- 15:00 12-2月英失業率(ILO方式)
- 18:00 4月独ZEW景況感指数
- 18:00 4月ユーロ圏ZEW景況感指数
- 18:00 2月ユーロ圏貿易収支
- 18:00 ロンバルデリ次期(英中銀、BOE)副総裁、議会証言
- 21:15 3月カナダ住宅着工件数
- 21:30 3月カナダ消費者物価指数(CPI)
- 21:30 3月米住宅着工件数
- 建設許可件数
- 22:00 ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長、講演
- 22:15 3月米鉱工業生産指数
- 設備稼働率
- 17日01:30 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁、イベントに参加
- 17日02:00 ベイリーBOE総裁、講演
- 17日02:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
- 17日02:15 パウエルFRB議長、マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、討議に参加
- 17日05:30 コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
- 国際通貨基金(IMF)世界経済見通し
更新 : 2024年4月16日(火)
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