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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年4月17日(水)の市況
1.「日経225」
17日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で37,961.80(前日比 -509.40)円となった。
日経平均株価は軟調。米利下げ開始の後ずれ観測を受けた米長期金利の上昇により株式の相対的な割高感が警戒されたほか、地政学的リスクも重しとなり、売り先行でスタート。後場に入りプラス圏を回復する場面も見られたが一時的となり、心理的節目の3万8000円を割り込んで取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5000億円。
夜間(くりっく株365)は22時台より下落。午前1時台にこの日の最安値37,637円を付け、37,786円で取引を終えた。
日経平均株価は軟調。米利下げ開始の後ずれ観測を受けた米長期金利の上昇により株式の相対的な割高感が警戒されたほか、地政学的リスクも重しとなり、売り先行でスタート。後場に入りプラス圏を回復する場面も見られたが一時的となり、心理的節目の3万8000円を割り込んで取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5000億円。
夜間(くりっく株365)は22時台より下落。午前1時台にこの日の最安値37,637円を付け、37,786円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 37,961.80 |
前日比 | -509.40 |
騰落率(%) | -1.32% |
売買代金 | 4兆5000億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
17日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で37,753.31(前日比 -45.66)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反落。決算内容が嫌気されたトラベラーズが売られ、相場の重しとなった。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが発表した決算がさえない内容となったことを受けて、米半導体関連株にも売りが出た。ただ、足もと相場下落が続いたあとだけに、値ごろ感からの買いも入ったため下値は限定的だった。指数は230ドル超上昇する場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、2月21日以来の安値で取引を終えた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反落。決算内容が嫌気されたトラベラーズが売られ、相場の重しとなった。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが発表した決算がさえない内容となったことを受けて、米半導体関連株にも売りが出た。ただ、足もと相場下落が続いたあとだけに、値ごろ感からの買いも入ったため下値は限定的だった。指数は230ドル超上昇する場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、2月21日以来の安値で取引を終えた。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 37,753.31 |
前日比 | -45.66 |
騰落率(%) | -0.12% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 17,493.62 |
前日比 | -220.04 |
騰落率(%) | -1.24% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
17日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,847.99(前日比 +27.63)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。中東情勢を巡る警戒感やFRBの金融引き締め長期化への懸念が相場の重しとなり、3日続落して始まった。ただ、売り一巡後は値ごろ感から買いが入ったため上げに転じた。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。中東情勢を巡る警戒感やFRBの金融引き締め長期化への懸念が相場の重しとなり、3日続落して始まった。ただ、売り一巡後は値ごろ感から買いが入ったため上げに転じた。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 7,847.99 |
前日比 | +27.63 |
騰落率(%) | +0.35% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
17日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で17,770.02(前日比 +3.79)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は小反発。米欧の長期金利上昇が投資家心理を冷やし、欧州の主要株式相場は前日に大きく下げていたため、この日は押し目買いが優勢となった。ただ、中東情勢の緊迫化によるリスク回避機運の高まりから、積極的な買いは手控えられたため上値は限定的だった。
フランクフルト株式相場は小反発。米欧の長期金利上昇が投資家心理を冷やし、欧州の主要株式相場は前日に大きく下げていたため、この日は押し目買いが優勢となった。ただ、中東情勢の緊迫化によるリスク回避機運の高まりから、積極的な買いは手控えられたため上値は限定的だった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 17,770.02 |
前日比 | +3.79 |
騰落率(%) | +0.02% |
5.「COMEX 金」
17日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2388.4ドル(前日比 -19.4)となった。
金先物相場は1週間ぶりに反落。中東リスクを材料にリスク回避資産としての金を買う動きは、昨日に終値ベースの過去最高値を2407.8ドルまで更新したところで一服。米金利が高水準で推移するなか、金利がつかない資産である金は重く推移した。昨日のレンジを割り込む2376.50ドルまで下振れる場面があった。金利が低下の流れを強め始めて以降は、下落幅をやや縮小した。
金先物相場は1週間ぶりに反落。中東リスクを材料にリスク回避資産としての金を買う動きは、昨日に終値ベースの過去最高値を2407.8ドルまで更新したところで一服。米金利が高水準で推移するなか、金利がつかない資産である金は重く推移した。昨日のレンジを割り込む2376.50ドルまで下振れる場面があった。金利が低下の流れを強め始めて以降は、下落幅をやや縮小した。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2388.4 |
前日比 | -19.4 |
騰落率(%) | -0.81% |
6.「NYMEX 原油」
17日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が82.69ドル(前日比 -2.67)となった。
原油先物相場は3日続落。米エネルギー省(EIA)週間石油在庫(4/12時点)発表で、原油在庫は積み増しが継続。原油受け渡し地点オクラホマ州クッシングの在庫は積み増しに転じた。在庫の積み増し量が大きくなかったことや、ガソリン在庫が-115.4万バレル(前週 +71.5万バレル)、中間留分(含む暖房油)が-276.0万バレル(前週 +165.9万バレル)と、石油製品の在庫が減少に転じたこともあり、発表直後は底堅く推移する場面もあった。しかし長続きせずに売りを強め、3月28日以来の安値を82.55ドルまで更新した。
原油先物相場は3日続落。米エネルギー省(EIA)週間石油在庫(4/12時点)発表で、原油在庫は積み増しが継続。原油受け渡し地点オクラホマ州クッシングの在庫は積み増しに転じた。在庫の積み増し量が大きくなかったことや、ガソリン在庫が-115.4万バレル(前週 +71.5万バレル)、中間留分(含む暖房油)が-276.0万バレル(前週 +165.9万バレル)と、石油製品の在庫が減少に転じたこともあり、発表直後は底堅く推移する場面もあった。しかし長続きせずに売りを強め、3月28日以来の安値を82.55ドルまで更新した。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 82.69 |
前日比 | -2.67 |
騰落率(%) | -3.13% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 10:30 野口旭日銀審議委員、あいさつ
- 13:30 2月第三次産業活動指数
▼ 海外
- 10:30 3月豪雇用統計
- 16:00 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
- 17:00 2月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
- 18:00 2月ユーロ圏建設支出
- 21:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 21:30 4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 22:15 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、討議に参加
- 23:00 3月米景気先行指標総合指数
- 23:00 3月米中古住宅販売件数
- 24:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁、イベントに参加
- 24:00 グリーン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
更新 : 2024年4月18日(木)
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