詳細はこちら

ループ・イフダン「BSシステム」とは?

ループ・イフダンのはじめ方

ループ・イフダン「BSシステム」とは

ループ・イフダン「BSシステム」は、ループ・イフダンの「B(買い)」システムと「S(売り)」システムを同時に開始するシステムです。ループ幅や最大ポジション数などの発注条件は、「B」と「S」どちらも同じ条件での運用となります。ループ・イフダンは、相場の「揺れ(細かい上下の変動)」を利用して利益を狙いますが、B(買い)システムはレートが上昇していく値動きによって利益を確定し、S(売り)システムはレートが下落していく値動きによって利益を確定します。

■Bシステムの利益獲得イメージ(単純上下)
Bシステムの利益獲得イメージ(単純上下)
■Sシステムの利益獲得イメージ(単純上下)
Sシステムの利益獲得イメージ(単純上下)

「B」、「S」それぞれを運用した場合には、上昇/下降のどちらか一方向でしか利益を確定することができませんが、「BSシステム」の場合には、上下どちらの値動きにも対応でき、積極的に利益を狙った自動売買を行うことができます。

■BSシステムの利益獲得イメージ(単純上下)
BSシステムの利益獲得イメージ(単純上下)

BSシステムのメリット①:相場の上昇/下降のどちらでも積極的に利益を狙える自動売買システム

ループ・イフダンは、相場を予想しなくても、値動きの揺れをトレードチャンスとして利用する自動売買システムです。BSシステムでは値上がりでも値下がりでもどちらの値動きでも積極的に利益を狙うことができますので、より多くの取引機会を得ることができます。ループ・イフダンBSシステムの稼働イメージを見てみましょう。

■ループ・イフダンBSシステムの稼働イメージ

ループ・イフダンBSシステムの稼働イメージ

B:合計利益幅3円(利益回数6回)
S:合計利益幅3円(利益回数6回)

BSシステムのメリット②:必要資金が抑えられる

BSシステムの運用に必要な資金額は、BシステムとSシステムを別々に運用する場合よりも金額を抑えることができ資金的に有利な運用が可能です。BSシステムでは、「Bシステム」と「Sシステム」を同時運用しますので、例えば下落時に「Bシステム」で評価損が発生している際には「Sシステム」に評価損はなく、運用中に想定される評価損は「Bシステム」/「Sシステム」をどちらか単体で運用する場合と変わりません。また、ポジションを保有するために必要な取引証拠金もマックス方式が採用されているため単体運用と同額です。BSシステムでは、売り買いどちらかのポジションに評価損が発生している状況では、反対側で利益確定が行われており、「B」と「S」を別々に運用する場合に必要な資金額の半額以下で運用することが可能です。必要資金が抑えられることによって、BとSを別々に運用する場合よりも最大ポジション数を多く設定することができるため、より広い値動きをカバーできるのもBSシステムのメリットです。

■片側分の資金で足りる理由:評価損の発生イメージ

片側分の資金で足りる理由:評価損の発生イメージ
片側分の資金で足りる理由:評価損の発生イメージ

BとSを別々に運用すると、上昇時にはSシステムの評価損が発生しますが・・・

BとSを別々に運用すると、上昇時にはSシステムの評価損が発生しますが・・・

Bシステムの利益獲得イメージ(単純上下)
Bシステムの利益獲得イメージ(単純上下)

下落時にはBシステムの評価損が発生し、評価損分として資金は2倍必要になります。

下落時にはBシステムの評価損が発生し、評価損分として資金は2倍必要になります。

Bシステムの利益獲得イメージ(単純上下)

しかし実際の相場では、上昇後に下落へ転じた際に、片方の評価損は解消され、もう片方の評価損のみが残る。よって、BとSの同時運用が前提となるBSシステムでは、評価損分として必要な資金は、片側のみで足りる計算となります。

しかし実際の相場では、上昇後に下落へ転じた際に、片方の評価損は解消され、もう片方の評価損のみが残る。よって、BとSの同時運用が前提となるBSシステムでは、評価損分として必要な資金は、片側のみで足りる計算となります。

Bシステムの利益獲得イメージ(単純上下)

なお、再び上昇に転じれば、Sシステムの評価損が発生し、Bシステムの評価損が減少するため、BまたはSのどちらかが最大ポジション数を保有した時点以上の評価損は発生しない計算となります。

なお、再び上昇に転じれば、Sシステムの評価損が発生し、Bシステムの評価損が減少するため、BまたはSのどちらかが最大ポジション数を保有した時点以上の評価損は発生しない計算となります。

■片側分の資金で足りる理由:利益の発生イメージ

片側分の資金で足りる理由:利益の発生イメージ

Sシステムが最大ポジションを保有する間に得られるBシステムの最小の想定獲得利益は、運用開始時の必要資金から除かれます。

例:BシステムとSシステムの運用を別々に開始

B100_USD/JPY(最大ポジション数40)
必要資金:1,025,000円

S100_USD/JPY(最大ポジション数40)
必要資金:1,025,000円

必要合計資金:2,050,000円

例:BSシステムの運用を開始

BS100_USD/JPY(最大ポジション数40)
必要資金:985,800円

必要合計資金:985,800円
必要資金が抑えられる!

自動注文がカバーする値動きの範囲:USD/JPYで約40円
2023/1/18時点のUSD/JPY必要証拠金:5,124円(1,000通貨)

BSシステムを実際に運用した際のイメージ

ループ・イフダンBSシステムを開始すると、成り行きで発注され保有した初回のポジションを基準に、システムが売り買いそれぞれの指値注文を一定間隔で敷き詰めていきます。相場変動に従って、自動売買が発注する注文の範囲も変動し、B、Sどちらの注文範囲も次第に重なっていきます。

BSシステムを実際に運用した際のイメージ

管理のポイント!
ループ・イフダンBSシステム運用時の口座状況の見方

相場の下落時には買いポジションが増えていき、相場の上昇時には売りポジションが増えていきます。ポジションの保有数が増えていく状況では、取引口座に常に一定の評価損が発生しますが、同時に確定された利益は口座資産に反映されています。ループ・イフダンの運用開始後は、評価損が獲得利益を上回る(有効証拠金が当初より減少している)状態となることもありますが、確定された損益と運用中の評価損をトータルで見ることがポイントです。

スマートフォンアプリ

BSシステム成功の秘訣

「損切りされない設定」が大事です!

BSシステム成功の秘訣は、「損切りされない設定」を選ぶことにあります。
そのためには“ループ発注レンジ”(ループ・イフダンが損切りされずに自動売買が発注・運用される幅)を広げることが大切です。

ループ・イフダンは値動きに沿ってポジションを取りながら、繰り返し利益を獲得していく自動売買システムですから、“ループ発注レンジ”を広く設定し、損切りのレートに到達しなければ、ループ・イフダンで持ったポジションは全て利益のチャンスとなります。

“ループ発注レンジ”は、次のように求めることができます。

“ループ発注レンジの求め方”
ループ幅 × 最大ポジション数

例えば、ループ・イフダンB100 最大ポジション数50個で運用開始したシステムでの“ループ発注レンジ”は、[1.0(円)× 50(個)]と計算することができ、保有したポジションから「50円」反対にレートが動かない限り損切りされずに、自動売買を続けることが可能です。

“ループ発注レンジ”を広く設定するには、「ループ幅」の広いものを選ぶ、または「最大ポジション数」を増やすという方法があります。

■ループ幅の広いものを選ぶ

ループ・イフダンB10
最大ポジション数 50個

0.1(円) × 50(個) = 5(円)

保有したポジションから「5円」反対にレートが動かない限り、損切りされずに自動売買を続けることができます。

ループ・イフダンB100
最大ポジション数 50個

1.0(円) × 50(個) = 50(円)

保有したポジションから「50円」反対にレートが動かない限り、損切りされずに自動売買を続けることができます。

ループ幅の広いものを選択すれば
“ループ発注レンジ”を広げることができる!

■最大ポジション数を増やす

ループ・イフダンB100
最大ポジション数 5個

1.0(円) × 5(個) = 5(円)

保有したポジションから「5円」反対にレートが動かない限り、損切りされずに自動売買を続けることができます。

ループ・イフダンB100
最大ポジション数 50個

1.0(円) × 50(個) = 50(円)

保有したポジションから「50円」反対にレートが動かない限り、損切りされずに自動売買を続けることができます。

最大ポジション数を多くすることで
“ループ発注レンジ”を広げることができる!

“ループ発注レンジ”をどのぐらいと設定するかは、過去の値動きが参考になります。
例えば2016年8月の安値から、2022年10月の高値を見てみると、52円48銭という値幅が見えてきます。仮にこの値幅分をカバーできる“ループ発注レンジ”を設定していたとしたら、この期間損切りされることなく運用し続けることが可能なのです。

“ループ発注レンジ”は、ループ・イフダン開始時の設定で決まり、途中で変更することは出来ません。
だからこそ、予め「損切りされない設定」を選ぶことが大切なのです。

<参考>ドル円の値動き(2016年1月~2023年4月/当社 Bidレート参照)

ドル円の値動き(2016年1月~2023年4月/当社 Bidレート参照)

BSシステムの運用設定画面と開始手順

ループ・イフダンBSシステムは、BシステムやSシステムを運用する場合と同様の画面から選択および運用を開始することができます。

■メインメニュー
「ループイフダン」を選択します。

メインメニューの「ループイフダン」を選択します。 メインメニューの「ループイフダン」を選択します。

■ループイフダンメニュー
「ループイフダン【注文】」を選択します。

ループイフダンメニューの「ループイフダン【注文】」を選択します。 ループイフダンメニューの「ループイフダン【注文】」を選択します。

■売買システムと取引数量の選択をします。
売買システムと取引数量の選択画面です。ループ・イフダンBSシステムを始めるには、ループ・イフダンの登録画面で「BS〇〇」を選択してください。

売買システムと取引数量の選択をします。 売買システムと取引数量の選択をします。

※ループ幅が広いほど自動注文がカバーする値動きの範囲を広げることができます。
※取引数量が少ないほど保有できる最大ポジション数を増やすことができます。

■最大ポジション数の設定画面
最大に保有できるポジション数を設定します。

最大に保有できるポジション数を設定します。 最大に保有できるポジション数を設定します。

※最大値は、現在の新規注文可能額から自動計算されます。
※最大ポジション数が多いほど自動注文がカバーする値動きの範囲を広げることができます。

■設定・必要目安資金の確認します。
開始したい内容を最終確認し、「開始」ボタンを押すことでループ・イフダンの運用が始まります。

設定・必要目安資金の確認します。 設定・必要目安資金の確認します。

BSシステムの注意点

ループ・イフダンBSシステムは、「B(買い)」システムと「S(売り)」システムを同時に運用するループ・イフダンです。ループ・イフダンは、自動注文が配置された価格範囲を超える値動きで損切りが発生することがありますが、Bシステム、Sシステムをどちらも運用するBSシステムでは、上昇/下降のどちらの値動きでも一定範囲を超えると損切りが発生する可能性があり、上下にどのくらいの値動きを想定して自動売買を設定するか注意が必要です。

「両建て」との違い

「両建て」とは、保有中のポジションに生じた損失を確定できずに「売り」と「買い」の双方のポジションを保有することです。「両建て」は、スプレッドやスワップポイント等から生じる取引コストが損失に加算されることから経済合理性を欠き、当社としても推奨いたしません。BSシステムでは、BシステムとSシステムを同時に運用することにより、運用中に「売りポジション」と「買いポジション」を同時に保有することがあります。ただし、これは「Bシステム」と「Sシステム」のそれぞれが利益を狙って自動売買を行っている過程で生じるものであり、損失を一時的に限定するための「両建て」とは異なります。

  • ループ・イフダンFXデモ体験

    ループ・イフダンがはじめてで不安という方は、デモ取引を是非お試しください。

  • アカデミーチョイス

    はじめての方から上級者まで、ひまわりFXではひまわりFX アカデミーチョイスとして4つの投資力UPコンテンツをご用意しております。

  • FX基礎知識

    まずはFXの基礎知識を学んでみましょう。

  • FXではじめる資産運用

    なぜ今資産運用が必要なのか?資産運用についてこちらで学んでみましょう。