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初心者でも安心のFX自動売買「ループ・イフダン」の仕組み 初心者でも安心のFX自動売買「ループ・イフダン」の仕組み

上げ下げを狙わずに変動を待つ

ループ・イフダンの仕組みは、「同じ注文が自動的に繰り返される」というシンプルなものです。 繰り返される注文は、新規と決済が一体であり「規則的なトレード」と「小まめな収益の確保」を狙います。

トレードスタイルは、レートの変動を追い掛けず、セットした注文に対してレートの通過を待ち構えるというものです。 闇雲なトレードは一切ありません。 初めて投資を行う方やシステムが苦手な方でも取り組みやすい自動売買と言えます。

また、ループ・イフダンは、これから出す注文と待ち構えている注文の「指定レートが見える」ため、利益や損失の発生イメージを予め持つことができます。

まずは、ループ・イフダンの仕組みの基本となるIFDO注文から確認しましょう。

自動的に繰り返される基本の注文がある

ループ・イフダンによる自動注文は、「新規+2パターンの決済」が一度に出せる「IFDO注文」が基本です。

IFDO注文では、指値で待ち構えた新規注文が成立すると、自動的に利益確定(指値)と損切り(逆指値)の決済注文が予約されます。 先に利益確定となれば損切りの逆指値注文は取り消され、先に損切りとなれば利益確定の指値注文が取り消されます

IFDO注文に紐づく指値と逆指値の値が明確なので、先々でどのようなトレードを行うのかが常に理解できます。

▼IFDO注文の繰り返し

ループ・イフダンの基本戦略

ループ・イフダンの運用では、レートの細かい上げ下げを予想せず、IFDO注文をセットしてレートを待ち構えます。新規から決済までのトレードを終えると、再び同じ設定のIFDO注文が自動的にセットされます

▼IFDO注文を何段にも配置

しかし、レートを待ち構えていても、値動きによっては一向にトレードチャンスに恵まれないケースも想定されます。

また、せっかくポジションを保有しても、利益にも損失にもならない範囲で値動きが続くと、今度は収益のチャンスが失われたままということも起こります。

そこで、同じ設定のIFDO注文を何段にも配置して、レートを待ち構えます。すると、常にトレードチャンスに恵まれた状態を保ちつつ、一定の範囲における利益も見込めるようになります。これがループ・イフダンの基本戦略です。

つまり、相場がどう変化するのかは大きな問題ではなく、「どのような範囲にいくつの注文をセットするのか」が大切で且つ結果を左右します。当然、注文を敷き詰める範囲が広いほど値動きはその範囲に収まりやすく、良好な運用結果を残せる可能性が高まります。

ポジションとは?

ポジションとは、金融商品に対して「売り」や「買い」を保有した状態を指します。取引においては、新規注文が成立することで「ポジションを保有した状態」になります。

よって、ドル円を買ったなら「ドル円の買いポジションを保有した」となります。その後、保有した買いポジションに対して売り決済を行った場合、「買いポジションを決済した(手放した)」となります。

収益チャンスを逃さない仕組み

ループ・イフダンは、注文を敷き詰める範囲をなるべく広く設定して運用するのがポイントです

では、狙った方向へレートが変動し、注文を敷き詰めた範囲から抜け出した場合、ループ・イフダンの動きはどのようになるのでしょうか。収益のチャンスが失われたままなのでしょうか。
いいえ、ループ・イフダンには「価格追従機能」が搭載されているため、レートの変動に応じて注文を敷き詰めた価格帯が自動的に移動します

▼レートが上抜けた場合

▼レートが下抜けた場合

【1】買い注文を例にして、「新規注文の取り消しと仕掛け直し」および「注文を敷き詰めた価格帯の移動」について見ていきましょう。
具体的には、上抜けた時点のレートから最も離れた位置にセットされた未約定の新規指値注文を取り消し、その分を最上段(下段)にセットすることで、注文の範囲を同じくして価格帯のみを移動させます。

▼レートが上抜けた具体例

この仕組みにより、設定した注文の範囲より値動きの範囲が大きかったとしても、収益のチャンスを失わずに継続した運用が行えます。

【2】「狙った方向とは逆へ」レートが変動し、注文を敷き詰めた範囲から抜け出した場合、部分的な損失が発生します。
ただし、注文の範囲外でも新たなチャンスに備え、ポジションの仕掛け直しは行われます。具体的には、その時点のレートから最も遠いレートで約定していた保有ポジションを損切りし、且つ仕掛け直します。これにより、やはり注文を敷き詰めた価格帯が移動し、設定した範囲以上の値動きに対しても収益のチャンスが継続します。

買い注文を例にして、「ポジションを保有していく過程で発生する損切りと新規注文の仕掛け直し」および「注文を敷き詰めた価格帯の移動」について見ていきましょう。

▼レートが下抜けた具体例

損失を避けるためにも、やはり注文を敷き詰める範囲は、なるべく広く設定して運用するのがポイントとなります。

ループ・イフダンの仕組みを最大限に活かすには?

ここまでご案内の通り、ループ・イフダンの運用では、待ち構えていた注文がレートの変動に応じて次々と成立します。
また、予め定めた注文の範囲は、価格帯の変化に自動で対応するため、値動きのすべてを収益チャンスに変えられます。当然、レートがどのように変動しても、待ち構える注文は一定の間隔で固定されているため、利益を欲張ることがなく、損失をためらうこともしません。極めつけ、全ての価格帯に対して注文を敷くことが出来れば、細かい上げ下げの予想が不要となり、損切りのリスクが軽減されます。
よって、ループ・イフダンの仕組みを最大限に活かすには、「注文を敷き詰める範囲を広く設定すれば良い」という結論に行きつきます。

では、どうすれば広範囲に注文を敷くことができるのでしょうか?ループ・イフダンの売買ルールを用いて具体的に解説します。

広範囲に注文を敷き詰める手段

広範囲に注文を敷き詰める手段は2つです。また、2つの手段を組み合わせることが理想的です。

手段1  注文を数多くセットする

セットした新規注文が成立することを「ポジションを保有した」とも言います。ループ・イフダンの注文画面では、「ポジション数をいくつまで保有するのか」という項目を予め設定することになり、その項目を「最大ポジション数」と表現しています。
一定の間隔で注文がセットされるループ・イフダンでは、運用開始時に最大ポジション数をなるべく多く設定することで、広範囲に注文を敷き詰めることができます。

しかし、注文の数が増える分、必要資金も比例して増えるという懸念点はあります。

そこで、2つ目の手段を組み合わせると、その懸念点を軽減することができます。

手段2  注文をセットする間隔を広く取る

ループ・イフダンの注文では、「一度に獲得する利益の幅 = 注文をセットする間隔」です。この幅(間隔)を「ループ幅」と呼び、やはりループ・イフダンの注文画面で予め設定する項目となります。
ループ幅は、広い幅を選択するほど、注文のセットされる間隔が拡大し、少ないポジション数でも広範囲に注文を敷き詰めることができるようになります。

つまり、なるべく広いループ幅を、なるべく多くの最大ポジション数で設定することが、用意した運用資金内で「最大限に注文の範囲を得るための手段」となります。
設定は選ぶだけの簡単な操作であり、どなたでも実践できます。

手段1+手段2

では最後に、ループ・イフダンの注文画面で選択する「売買ルール」の例をご紹介します。

BとSの違いについて

どちらでも獲得していく収益にあまり差はありません。
しかし、各国の金利差の兼ね合いから、ポジションを持ち越す毎にスワップポイントの受払いによる損益で、収益に差を生じさせる可能性があります。

売買ルールを選択すると、次はお客様の新規注文可能額に応じて、自動的に最大ポジション数が算出されます。これにより、ループ幅と最大ポジション数が決定するため、注文を敷き詰める範囲も決定します。

上記図の通り、
ループ幅×(最大ポジション数‐1)=注文を敷き詰める範囲
との計算式で、注文の範囲を把握できます。

ループ幅 50銭×(最大ポジション数 5‐1 )= 200銭 = 2円(注文を敷き詰める範囲)

※例は注文を敷き詰める範囲の2円を推奨するものではありません

おさらい!

最大ポジション数とは?

最大ポジション数とは、一定の間隔で保有するポジションを、最大でいくつまで保有するのかという数です。
B(買い)システムなら、相場の「下落時」に指定した保有ポジション数に達するまで一定間隔に「買い下がって」いき、S(売り)システムなら、相場の「上昇時」に指定した保有ポジション数に達するまで一定間隔に「売り上がって」いきます。

ループ幅とは?

ループ幅とは、予め定める利益確定の幅を指すと同時に、複数の注文をセットする際の新規注文同士の間隔を指します。
ループ幅毎に新規のポジションを保有し、保有したポジションに対しては、ループ幅毎に決済の指値注文が出ます。

ループ・イフダンの仕組みについて、ご理解いただけたでしょうか。次は、ループ・イフダンの運用開始に必要な資金を解説します。