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スワップポイント

スワップポイントは受け取るだけでなく、支払うケースもあると前項で説明いたしました。
おさらいをするとスワップポイントは各国の金利差に応じて受け取りや支払いが発生しますが、スワップポイントは常に一定ではありません。
長期保有の中で、金利の変動によってスワップポイントの受け取り額が減り、長期的な変化を経て「受け取り」から「支払い」に転じる場合もあります。

スワップポイントの積み重ねで利益を狙う場合には、スワップポイントを得られるという安心感とは別に長期的なスパンで経済状況が変わりスワップポイントを支払う立場になり得る。そんなことも頭の片隅に入れておく必要があります。

スワップポイントが低下するのはなぜですか?

スワップポイントが低下する理由は主に2つあります。1つは金利差の縮小。もう1つは、特に円を含む通貨ペアに関してですが、円高が進んでいることが挙げられます。 スワップポイントの求め方は以下のようになります。

スワップポイント≒1万通貨×スポットレート×金利差×(日数/360)

金利差の縮小とは、ある通貨ペア間の金利差が狭くなってきていることを意味します。2008年のリーマンショック以降、主要各国が利下げを行いました。いわゆる高金利通貨というものが、それほど高金利ではなくなってしまったのです。ニュージーランドでも2007年には8.25%だった政策金利が2009年には2.50%まで引下げられました。政策金利が下がることで、デポ市場で行われる資金調達の際の金利も低下。金利差の恩恵を享受できなくなってしまったわけです。先ほどの公式では"金利差"の部分が低くなるわけです。
またこの式からも分かるようにスポットレートの下落もスワップの低下につながります。スポットレートとは、よく為替レートを耳にするとき使われているものです。例えば1ドルが100円のときと、200円のときでは金利が同じレートであっても、受け取れる金利は1ドル200円のほうが受け取れるスワップポイントは多くなります。 つまり円高に進んだ場合、受け取れるスワップポイントは少なくなってしまうことになります。